CRC日本について

1 CRC日本が大切にしているもの 一人ひとりの子どもが、 “世界にたったひとつだけの宝”として輝きながら、自分らしく生き、他人のことも考えられるような 人間になれる社会を目指しています。 そのために、徹底的に子どもの立場に立って、子どもの尊厳 成長・発達の保障を目指した活動を続け、世界のどこにもない「関係論的子どもの権利論」を展開します。 2 世界初! 「関係論的子どもの権利論」を提案します 子どもの「ねぇ、ねぇ!」という呼びかけに、「なぁに」と応えていますか? 子どもは、どんなに“いけない子”でも、お父さんやお母さんや先生など周囲の おとなが自分に顔を向け、愛してくれることを待っています。 子どもの呼びかけは、ときに反抗や無言、 問題行動ともとれるものだったり します。そうやって子どもは、今できる精一杯のやり方で意見表明をしています 条約12条意見表明権は、そうした「子どもの呼びかけに、 おとなが受容的に応答しなさい」と言っています。 それによって子どもは、「自分は愛されている!」と実感できます。 愛し、守ってくれるおとな安全基地としながら自分の力を伸ばしたり、 人とつながったりしながら、自らの成長発達を実現できます。 こうした心理学的根拠を取り入れ、人間関係をベースにした 「関係論的子どもの権利論」はCRC日本が過去25年間、 世界に先駆けて唱え、国連「子どもの権利委員会」 にも 大きなインパクトを与えてきました。 3.CRC日本はこんなことをしています ・子どもや子どもに関わる多くの方々の声を集めて国連「子どもの権利委員会」に レポートを作成・提出します。 ・レポートの作成をしながら横のつながりをつくり、提出したレポートに 基づいて「子どもの権利委員会」と討論・対話をします。 ・子ども自らが、実情を訴えることができるよう、 子ども報告および国連での 直接の意見表明と対話のサポートをします。 ・子どもの権利を侵害されている子どもやその関係者らに対する 相談・救済活動を行います。 ・福島のNPO法人と一緒に、子どもの権利条約の理念である命と関係性を紡ぐ シンボルとしてのひまわりを育て、その種を福島へと届ける活動をしています。 ・「関係論的子どもの権利論」に基づいた視点で、子どもの権利侵害である 日本社会の実情をテーマとした学習会やブックレット(→「出版物」)を作成しています。
1 子どもの権利条約(CRC)日本とは CRC日本は、子どもの権利条約の制定に重要な役割をはたしたスイス・ジュネーブに本部を置く国際NGO、 DCI(Defence for Children International)の日本支部として1994年に誕生しました。 2015年からは名称をDCI日本から子どもの権利条約(CRC)日本に変更し、活動しています。 国連「子どもの権利委員会」との太いパイプのもと、今までに同委員長や委員を十数名日本に招聘し、子どもの権利条約普及と実践に努めてきました。 子どもの権利条約に基づく日本政府審査の際には、日本の子どもをめぐる現状をカウンターレポートとして国連に届けるだけでなく、国連委員の人たちに直接、日本の現状を伝えてきました。 また1993年から過去4回の審査時には、 世界に先駆け、 “いちばんの子どもの専門家”である子どもを国連へと派遣。子どもたちが国連委員の前で行ったプレゼンテーションは、国連から日本政府に出される『総括所見(懸念と勧告』にすべて盛り込まれています。 2 DCI (Defence for the Children International)とは ジュネーブ(スイス) に本部を置く国連との協議資格を持つ国連NGOです。 ユニセフやユネスコなど世界の42の国際人権機関が子どもの権利条約を起草するために1979年に設立されました。国連「子どもの権利委員会」と一緒に子どもの権利条約を実践する役割を担ってきました。
【事務所所在地】〒168-0081 東京都杉並区宮前1-14-3 【メール】office@crc-japan.org 【電話】03-5941-9560 【携帯電話】090-2655-3399
CRC日本への入会を希望される方は、こちらからお申し込みください。

CRC日本 2025年度総会 無事終了

2月8日(土)、CRC日本の2025年度総会が東京・北区の
「子どもの居場所 ピノッキオ」にて開催され、無事終了しました。
提出された議案はすべて賛成多数で可決されております。
参加していただいたみなさまには改めて御礼申し上げます。

2月15日(土)子ども報告団
キーマカレーつくりの会

国連・子どもの権利委員会への報告書の提出を目指すCRC日本・子ども報告団。
そのメンバーによるキーマカレー作りの会が2月15日(土)に開催されます。
場所は「子どもの居場所 ピノッキオ」、
時間は13時から17時です。
(買い出しに参加される方は12時半会場集合をお願いします。)

国連報告プロジェクト

9月7日・国連子ども報告団
「冷やし中華の会」ご報告

冷やし中華

残暑厳しい折、ピノッキオに集まった子ども報告団の皆さんで冷やし中華を作りました。食事の後はCRC日本に学校とのトラブルに悩んで相談を寄せてくれた四国の小学生のことについて、皆さんとCRC日本メンバーとで話し合いました。

6月29日・国連子ども報告団
「パスタつくりの会」ご報告

サラダ(右)とじゃこのパスタ(左)

ピノッキオに報告団の子どもたち、そしてCRC日本の有志が集まり、パスタつくりに挑戦。食事の後は子どもたちが学校生活での悩みや考えていることについて語り、それにおとなたちが耳を傾ける時間を持つことができました。

4月13日㈯・国連子ども報告団
「たこ焼きつくりの会」ご報告

東京・北区の【子どもの居場所】ピノッキオに報告団の子どもたちとCRC日本の有志が
集まり、たこ焼きつくりに挑戦しました。中には早くも国連への報告書の下書きを準備してきた子どももおり、代表の木附らを驚かせていました。

調理中のひとこま

1月7日㈰・国連子ども報告団
「クッキー作りの会」が開催されました。

11月3日㈮・国連子ども報告団の
ゲーム大会、茶話会が開催されました。

9月3日㈰開催・国連子ども報告団食事会
「みんなでハンバーグをつくろう」
は無事、盛況に終わりました。

当日参加した子どもたちによる力作をご覧ください。

国連子ども報告団 第1回説明会
無事終了しました。

去る6月25日(日)に開催されたCRC日本の国連子ども報告団 第1回説明会は
前回、国連でスピーチしたメンバーおよび今回、参加を検討している方々多数に
お集まりいただき、盛況のうちに終えることができました。
また、その席で次の集まりとして9月3日(日)に食事会
「みんなでハンバーグをつくろう」を開催することが決まりました。

CRCブックレット最新号(No.16)
『子どもの成長発達権を支える
意見表明権とは何か』

Amazonにて発売中(定価:550円)です。

CRCブックレットNo.15
『子どもの権利条約の視点から考える
精神医療と向精神薬の問題』

日本の精神医療、向精神薬の問題を取材して来られたフリーライターの嶋田和子氏による「子どもの発達障害と精神医療の問題」、嶋田氏とCRC日本の青木、木附、黒柳の4名による座談会「『発達障害』にふり回される子ども、親、教師」、平成国際大学法学部教授の新島一彦氏による「保育園から見える発達障害の子どもと保護者の様子」などの記事をご覧いただけます。Amazonで発売中です。定価は550円です。
※本書は平成国際大学共同研究助成金の協力を得て作成されたものです。

CRCブックレット電子書籍版
が発売されました

CRC日本ブックレット、No.11とNo.14の電子書籍版をAmazonに出品しました。
紙の書籍を手に入れる機会がない方、本棚が満杯の方は下記リンクから
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CRC日本ブックレトNo.11
国連での子どもたちのスピーチ :
国連子どもの権利委員の心を動かし、意義ある勧告を引き出した、
CRC日本子ども報告団の意見表明


CRC日本ブックレットNo.14
子どもの成長発達のための面会交流と共同養育のあり方:
法と心理と司法と当事者の協働を求めて

ひまわりプロジェクトへの参加募集

障がい者の暮らしや人間関係を保障する福島市のNPO法人シャローム。
2011年3月の震災の風評被害で、授産事業のひまわり油をつくることが難しくなった
シャロームにひまわりの種を送るため、CRC日本はひまわりPJを始めました。
その最も大きな取り組みは、さいたま市岩槻区の遊休農地での活動です。
いまやこの活動は全国に波及し、300近い協力者(地)がひまわりを栽培しています。
毎年12月には、福島市で行われるひまわり感謝祭で交流を深めています。
子どもが成⻑・発達するために不可欠な人間関係を保障する子どもの権利を広める
CRC日本にとって、ひまわりプロジェクトは「命と関係性を大切にする、
あらゆる命が共感的に生きられる社会」のシンボルです

CRC日本YouTube最新動画

【2019年2月1日に国連子どもの委員会より出された総括所見について】

CRC日本 リーフレット

国連「子どもの権利委員会」の
『第4・5回総括所見』についての解説

私たちは総括所見をどう受けとめ、
どのようなフォローアップが必要なのか

下記の資料は『保育通信』2019年5月号、
No.770(公益社団法人全国私立保育園連盟・発行)より転載したものです。

子どもの権利モニター

CRC日本の機関誌です。前身のDCI日本の時代から継続して発行を続けており、
今回は第148号です。CRC日本会員の皆様には毎号お届けしております。